PTアムステルダムでの日本勢は不調だった模様。

んでカバレッジにてフィーチャーされている件の反省記事。
結構面白い試みの記事かな~と個人的に思ったり。やや大げさかな、とも思うけど。

まぁ今回は新環境エクテンってことで苦労があったようで。
一応当方も2005年あたりに似たようなことを経験したような気がしないでもないのでちょびっと振り返ってみようかな、と。

自分の時はラヴニカが入って、テンペスト・ブロック、ウルザ・ブロック、マスクス・ブロックがごっそり落ちるってな新環境。6版も落ちるから、黒チューターが使えなくなるので、前シーズンでお気に入りだったMacey Rock(京都迷宮案内)は使えない。

そんな中で誰でも思いつくであろう新環境での筆頭メタは親和ってトコからスタート。
あとは既存のデッキから新環境にあまり影響がなさそうなマッドネスとかサイカあたりを組んで回しておりました。

折角ラヴニカが加入したのだから、新たなシステム内臓のデッキを目指しても良かったのだけれど、調整協力を要請したメインのお二方からは

『おまいマジックへたすぎ。んなことやってる場合じゃねーから』(大意)

ってな説得っつーか説教されてションボリw
結局既存のデッキを回してはプレイングミスをひたすら指摘されつつ凹み続ける日々なのでありました。


今だから言ってしまおう。

ぶっちゃけ、ツラかった。マジックしてるのがwwwwwwwwww


『ガチンコ』でマジックやるには『基礎マジック力』が必要。
だけどそいつが相当足りてなかった自分は、そのことを身をもって知らされてしまったので、こんな自分じゃPTで通用するわけないよ・・・などと、なんともびっくりな『肝心の渡米前に”諦め”混じり』でマジックをやっている状態に陥ってしまいましてw

そんなわけでガチ競技マジックの壁に見事ブチ当たった自分は「この先に新たなステージが待っている!!」などと鼻息荒く突進するでもなく、それまでの状態のまま海を渡ってしまった次第。

これ即ち、『26未満』と申しますw


初の海外旅行先では空前の《Kataki, War’s Wage / 戦争の報い、禍汰奇》ブームで、そんな中へ鉄工所(超簡単カスタム型)で突撃しちゃった当方は2-6などというご覧の有様w

鉄工所の選択理由は、開発者直伝ってな側面もあったけど『とりあえずコンボぶっぱ』で渡り合うしかねーべってな後ろ向きな理由だったりもした。

ターボバランスにすらサイドからカタキが入ってくるとかもうね・・・

んでこれまた今更だけど、一番最初に自分が考えた新環境エクテンデッキはナヤカラーのビートダウンだった。WGとWRのギルランが登場してたしね。んで軽い生物突っ込んで、ついでにボロスの速太刀と十手~みたいなやつ。『遅すぎるダロ』と一刀両断されたけど、真面目に掘り下げたらもうちょっと向こうで楽しめてたかも知れないな、とか。本番会場でローリーさん達が使ってたボロスデックウィンを見たときは、「これが完成系かー」と素直に尊敬してたっけ。

まぁそんな自分の過去話はどうでもよくてw



PTは競技マジックでの最高位ステージです。
ましてやフォーマットが新環境となれば、ガチ度に加えて質も問われてくる。

2005年のPTロスにおいてはTOP8に日本人3人入っていたことを考えると、今回はどーしちゃったワケ?的な部分はあるかもしれないけれども。

件の記事に出てくるトッププロでもなんでもない、ちょこっとそっちの世界を覗いたことがあるだけの人の経験から言いますと。

上でも挙げた通り、26未満な輩が新環境に向けてしっかりとした調整から本番へと繋げるのはかなり難易度が高かった。理由としてはエクテン環境を理解をする(何せ調整開始前まではPTQフォーマットに全力投球していた)のに時間がかかりすぎたから。既存デッキの動きや戦い方を覚えるのに必死になってしまってはとてもその先へ行けなかった。

・・・まぁこんなにレベル低かったのは俺くらいじゃないか、とは思うけどねw

実力の足りない部分は識者に頼って補う。一応、その体制は小規模ながら構築してた。
平日仕事終わってから車でカシマ拾って所沢のKさん家行ってー、シャトレーゼで買ったケーキ食いながら・・・ってそんな話はどうでもよくw

ただ、コミニティを構築したとしても、その水準を引き上げる努力が必要不可欠なわけでして。まぁ、ぱっと思いつきそうなのは、他コミニティとの連携ですわな。情報収集ってのもあるけど、それはひとまず置いておく。

それには当然「人脈」が必要だった。
人見知り&卑屈キャラな自分は人脈を広げるという努力を怠っていて、それが大きなネックとなっていたのは言うまでもない。

とは言え、少ないながらも仲間はいたわけだから、なりふり構わずもっと頼っておけば良かったとも思う。チタンやトーナくん達にね。

更に言えば、高いモチベーションを持ち合わせているなら、強いコミニティに対して門を叩くくらいはできるのではないかと思う。

自分の場合だったら、繋がりのあったKJくんやユンくんを頼ってトモハルプロ達に意見や助言を求めたって良かったはずだ。
結局トモハルプロとはPT2日目夜にダウンタウンの店でユンくんと一緒にタコス食ったことくらいしか繋がりができなかったし・・・って全然マジックと関係ねえwww

当時初めてのPT参戦という同じ立場ながら抜群に高いモチベーションでプロ達へとぶつかっていった人物はやはりというか今現役プロとして活躍しているわけで。

あんちゃん氏だね。KJくんから「昔の僕みたいなヤツがいるんですよー」って嬉しそうに言ってたのが印象に残ってる。カワサキ氏はなんであんちゃん氏のコメント入れなかったの?今回のネタで今後PTを目指す人たちへ向けて俺なんかとは比較にならない良意見が出てくると思うんだけどw


まぁ結局のところ、今回の敗因のひとつにプロ界隈のコミニティにやや停滞感があったのかな?と勝手に想像してみる。個々の資質は変わらず高水準にあるわけだから、あとは互いの環境をより良くする努力があればどうにかなるんじゃないかな?と思うんだな。

とりあえず千葉の前だし、そういうのが再確認できたんなら良かったのではないかと。


んで、かくいう俺は現在レガシーを全力で楽しめる環境が出来ていると思う。
エタフェスもあるし、その先にいつかやってくる(きてほしい)レガシー国内GPへと続いていくハッピーを今後も続けていきたいな。

おしまい

コメント

ナモ
2010年9月8日12:42

キャートミーサーン

ぼくトミー
2010年9月8日22:50

イヤーン

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